Bathroom House

This is an apartment renovation project in Tokyo. The owner’s concept was “An Essence of Japan” for a space that could also potentially serve as bed & breakfast accommodation. We decided to place a big bathtub in the middle of the space to help visualize the concept of the Japanese spirit. The idea was based on my own life experience in Europe, where I have missed the bathing ritual more even than sushi.

本プロジェクトは、東京の集合住宅の一室をフルリノベーションし、時期によっては民泊としての利用を視野に入れてデザインされた。オーナーの要望は「日本が感じられる空間」。この単純ながら奥深い要望に応えるアイデアを、風呂場から得た。自身の経験上、シャワー文化が中心の欧州生活が長くなると恋しくなるのは寿司よりもむしろ風呂であり、その風呂場こそ、アパートという空間において一番日本を感じる空間ではないか。この着想から風呂場がリビングであり、ダイニングでありキッチンでもありうる、 文字通り風呂桶を中心とした空間をデザインした。